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2019.05.07
日本計算機統計学会第33回大会が6月に仙台市で開催されます。

 日本計算機統計学会第33回大会が、2019年6月1日(土) ~2日(日)に、東北大学星陵キャンパス(仙台市)にて、東北大学の中村智洋先生を実行委員長として開催されます。

 

 

 学会が開催される仙台市は人口100万人の都市で、日本の東北地方の政治経済の中心地として知られていますが、大都市でありながら自然と調和した近代都市として発展して来ています。市内は仙台市中央部を流れる広瀬川や街路を覆う緑豊かなケヤキなどが美しい景観を誇っています。また、仙台には多くの大学があり、学術都市としてもよく知られており、それらの大学や研究機関はハイテク産業の発展に貢献してきました。

 仙台は歴史と文化も大切にしており、仙台七夕まつりなど、多くの伝統行事が今日に至るまで続いています。約400年前にこの街を築いた伊達政宗を思い出させる多くの史跡、すなわち仙台城跡、国宝大崎八幡神社、瑞鳳殿など、大規模で豪華な史跡が数多く残っています。

 

 

伊達政宗の騎馬像が立つ仙台城址(青葉城址)Z_date

 

Follow the footsteps of Date Masamune

 

 

 第33回大会の会場となる東北大学星陵キャンパスには、東北大学 東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)があります。同機構のHPによると、未来型医療を築いて東日本大震災被災地の復興に取り組むために設立された組織で、「個別化医療」と「個別化予防」の発展を目指しているとのことです。そのためにバイオバンクを作り、集まる試料や医療情報とゲノム情報などから遺伝子の研究を発展させ、未来型医療を支える人々を育て、世界にさきがけた新世代の医療を創り出すという使命を負っています。

 

 

東北大学星陵キャンパス遠景

Z_Tohoku Univ

https://www.tohoku.ac.jp/japanese/profile/campus/01/access/

 

 

東北大学東北メディカル・メガバンク機構が入る施設

Z_tohoku MegaBank

 

 本大会内では、東北メディカル・メガバンク機構の先生お二人による特別講演が下記の通り予定されています。(学会プログラムより)

 

特別講演その1

講演者:東北大学東北メディカル・メガバンク機構 予防医学・疫学部門 寳澤篤教授

講演内容:ToMMoで実施しているコホート調査、調査を通じて得られた生体試料および電子情報の利活用に関してご講演いただく予定です。

講演日:2019年6月1日(土)午後

 

特別講演その2

講演者:東北大学災害科学国際研究所災害公衆衛生学分野 東北大学東北メディカル・メガバンク機構 予防医学・疫学部門 栗山進一教授

講演内容:世界初の出生三世代コホートを用いた分子疫学的データ解析の実際に関してご講演いただく予定です。

講演日:2019年6月2日(日)午後

 

それでは、仙台で皆様方にお会いできることを楽しみにしています。

 

株式会社日本統計技術研究所

代表 医学博士 大槻成章

日本計算機統計学会フェロー