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2016.08.31
医薬統計解析で多用される多変量解析法

 日本統計技術研究所は長年にわたる医薬・製薬業界における医薬統計解析の経験者を軸に医薬関連データの受託解析を承っております。医薬統計解析は、複雑な生体データを扱うために複数の因子を同時に処理する多変量解析が多用されます。その中でも、生存時間データを扱うCox比例ハザードモデル、及び有効/無効、反応あり/なし等2値データを扱うロジスティック回帰モデル、繰り返し経時データを扱う混合モデル(Mixed Model)などがよく用いられています。

 これらのモデルを紹介した専門書はいくつか出版されていますが、下記に紹介した書物は基本的な知識を得るのに適したものです。機会があれば是非一読をお勧めします。 

 

Cox比例ハザードモデルについて

● Cox比例ハザードモデル (医学統計学シリーズ)、中村剛著、丹後俊郎編集、2001/4発売、朝倉書店

● 生存時間解析、J.P. クライン・M.L. メシュベルガー著、打波守訳、2012/2発売、丸善出版

 

ロジスティック回帰モデルについて

● 初心者のためのロジスティック回帰分析入門、David G. Kleinbaum・Mitchel Klein著、神田英一郎訳、2012/8発売、丸善出版

●ロジスティック回帰分析: SASを利用した統計解析の実際 (統計ライブラリー) 、丹後俊郎・高木晴良・山岡和枝著、2013/11発売、朝倉書店

 

混合モデルについて

● 経時的繰り返し測定デザイン : ─治療効果を評価する混合効果モデルとその周辺─ (医学統計学シリーズ) 、丹後俊郎著、2015/9発売、朝倉書店

● SPSSによる線型混合モデルとその手順 第2版、石村貞夫・子島潤・石村友二郎著、2012/9発売、東京図書